「「生きろ」」
何度目かの新生NEWSは、やはり白い衣装だった。
中居くんに「なんか大丈夫?」って言われて「大丈夫です!」って言うNEWSだった。
「整理はつけたのか」という質問に「はい」って答えていた。
言わせてほしい。急に環境が変わって大丈夫なわけが無い。ファン歴短めの私にも整理なんてついてないのに当の本人達がついてるわけがない。
でも、前を向いていることはわかる。無理矢理かもしれないけど、前を向こうとする意思があることはわかる。
今まではフォーメーションが四角形だった「生きろ」が三角形から始まった。
思わず「三角じゃん!!!」って叫んだ。
それからはテレビに向けては何も言えなかった。
彼らの歌が上手いなぁ、上手くなったなぁって思ったこと。
手越くんのパートがなくなったこと。
今までとこれからの違い、不安。
3人の歌に心を動かすような何か溢れ出すものがあったこと。
そんなたくさんの感情が涙として溢れ出てしまいそうだったから。
ラスサビ前のそれぞれのソロパート。
3人とも声が震えていて、強い思いが歌に乗っていて純粋に、かっこいいなぁ。強いなぁ。って思った。
小山さんとシゲが元々「彼」が歌ってたところをまっすーが歌うのを見ていた。そこに3人の決意を感じた。
知らない間に涙が零れてるのに気づいた。
いろいろな感情が混ざった涙だったのだと思う。でも、今思えば安心したってことだったと思う。
NEWSを守ってくれたこと。
3人で新たな道を進みだしていること。
それをこれから見ることが出来るということ。
ジャニーズに興味のない母が私に「鬼気迫る感じだったね」と言った。珍しく、若しくは初めて聞いた褒め言葉だった。
それを聞いて、何も知らなくても何も思い入れが無くても伝わるような、そんなしっかりした、強い歌だったのだと思った。
私は、「頑張れ」とは言えない。立ち止まりたい時は立ち止まってほしいし、誰かに頼りたい時は頼ってほしい。辛い時は泣いていいしファンが支えになれるのなら全力で支えになりたい。
私はNEWSをずっと応援するよ。