5人でいる ずっといる
嵐の2020年12月31日をもっての活動休止宣言を受けて。
僭越ながら語らせてください。
何せ、嵐は今の私を作ってきたものなので。
私と嵐の出会いは小学生低学年の頃。友達のお母さんに「いいから1度聴いてくれ」といって嵐の初回盤の特典映像であるPVも付いているシングルのCDを貸してもらったことでした。
そこからどうして、何を思って、なにが心に刺さって、嵐を好きになったかは全く覚えがないです。でも私が1番最初に好きになった芸能人は間違いなく嵐でした。
嵐を好きだった時は (今でも大好きなんだけど全力で応援していたときという意味で)まだ幼く、時代的にまだ進歩していなかったのもあり情報収集力も財政力もなかったのでDVDは愚かアルバム、シングルもほぼ買いませんでした。というより買えませんでした。
まぁDVDもCD類もお友達が毎回快く貸してくれたので大体観れているんですけど。今思うと本当にありがたい。
それにTV番組も観れなかったものが多いです。
私の家は結構厳しかったので小学生の頃は21時には布団に入らなければいけませんでした。だからドラマは愚かバラエティ番組でも観れていたのは VS嵐 くらいかなぁ。
でもなぜか ひみつの嵐ちゃん は最終回だけ観たんです。今思うと本当に奇跡。よくやった、私。
初めてみたドラマは怪物くん。
初めて録画したバラエティ番組は嵐にしやがれ。
初めて買った(というか買ってもらった)CDは僕の見ている風景。
たくさんたくさん嵐から教えてもらったなぁって。
たくさんたくさん嵐に影響されたなぁって。
このジャニヲタ人生を作ってくれたのは紛れもなく嵐です。本当に感謝してる。好きな物があるって本当に幸せなことだなって。それを教えてくれたのは嵐だから。
活動休止を聞いた時最初にふわっと思い浮かんだのが 5×10。
5人でいる。ずっといる。
そう言ってたじゃん。なんでだよ、って。
永遠が、ほら永遠が 僕と君だけに生まれたんだ。
永遠じゃなくなっちゃったじゃんって。
でも会見をみて、「解散ですか?」という問いに食い気味で「解散じゃないです」って答える松潤をみて、大ちゃんが困ったら全力で助ける4人をみて、「無責任」という言葉に腹を立てる4人をみて、それに対してしっかり否定する翔ちゃんをみて、「そのように見えたなら我々の力不足だ」と答えた二宮をみて、「嵐巻き起こすんでいいんだよね?」って笑顔で大ちゃんに投げかける相葉ちゃんをみて、無表情で堅いというイメージの会見で笑顔をみせる5人をみて、私ってなんて考えしたんだろう。馬鹿だな。って思った。
嵐って永遠じゃん。5人まとまって一緒にいるだけが5人でいるってことじゃないじゃんって。彼らが言っているようにほんとに絆は深まっているように見えたんです。
だからちょっとばかり休憩して新しい風を巻き込んでくる大野さんが見れるんじゃないかなって不安が少しの安心に変わりました。
たぶんあの時僕らは歩き出したんだ 互いに違う道を
いつかあの想いが輝き放つ時まで
車輪が回り出したら 旅は始まってしまうから
もうはぐれないように 過去をそっと抱きしめる
私の大好きな曲である Still...
会見をみて、今の嵐はこっちに近いんじゃないかなって思ったんです。
"あの日 君は僕になんて言ってたっけ..."
なんて言ったってもう関係ないね
散々会って 段々分かって 季節迫り来て散々泣いて
君は君 夢 でっかく描いて
僕はここから成功を願ってる
「待ってるだけじゃ明日はないから 動いた ここじゃ始まらないから」
先の見えない暗い道路も
それが例え迂回路でも
いまは少し二人とも
つらい表情 しまっておこう
これは別れではない 出逢いたちとのまた新たな始まり
ただ 僕はなおあなたに逢いたい
また…
いつか笑ってまた再会 そう絶対
ひみつの嵐ちゃん の最終回のエンディングでも使われたこの曲。一言では表せないくらいとってもとってもいい曲で。
“これは別れではない”とか“笑ってまた再会”とか 嵐らしい前向きな歌詞。
私は下を向いて立ち止まるよりも前を向いて歩き続けているほうが嵐らしいと思います。
大ちゃんが、5人が、悩みに悩み抜いた末に出した結論だから、間違ってないと思う。むしろ大正解なんだと思う。
だからまずはあと2年間、全力で走り抜いてほしい。そして、何年後なのかわからないけど、活動休止を終えて帰ってきた頃にはもっともっとレベルアップした嵐が見られるんじゃないかなって楽しみにしてます。
…なんて今は活動休止するっていう実感がわかないから言えるんだろうけどきっと実感がわいてきた頃には泣き崩れるくらい悲しいんだろうな。