彼らが悪いのか、はたまた私らが悪いのか
正直書きたくなかった。じゃあ書くなよって話なんだけど、書かなきゃ、残しとかなきゃって思った。だから書く。私だって自担の舞台行って、楽しかった!ライブいつかな!!ってブログ書きたかったんだから。そのつもりだったんだから。
昨日の夜ファンクラブからメールが来た。「あれ、昼くらいに来たよな?あれ?開いてなかったっけ?」程度の軽い気持ちで開いた。いつもと雰囲気違うなぁ。明らかに文の量多いなぁなんて思いながら。
読み終えた私の心は穴があいたようだった。心に穴があくってこんな感覚だったっけって。
JUMP担のファンマナーは言ってしまえば元からあまり良くはなかった。それはファン層が若いからかもしれないけど。
それでも、特に、目立って悪くはなかったと思う。私がネットの世界に入ったのが遅かったからかもしれないけど。でも、一般の人にまで迷惑をかけるなんて話は聞いたことがなかった。
それがつい数年前。“伊野尾革命”以来、JUMPは爆発的にファンが増えた。それがあってから関東ローカルではあったり、隔週の放送ではあるが2本の冠番組を持った。私は地方民だったから観れなかったけどとっても嬉しかった。それと同時に彼らがテレビに出る頻度も、彼らのファンも、目に見えて増えていった。
I/Oの時だっただろうか。どの会場だったかは覚えがないが、ネットニュースに「Hey!Say!JUMPファン 新幹線遅延騒動」なる内容の記事があがった。内容は一部の悪質なJUMP担がJUMPの出待ちをして新幹線を遅延させたとのこと。
私はそれを見て意味がわからなかった。遅延?公共交通機関を?どうしてそんなことが起こるの?ってたくさんのはてなが浮かんだ。それは、他G担がつい数日前に起こした事件に酷似していたからというのもあるだろう。散々ネットニュースにもテレビにまでも取り上げられたニュースだ。事件を起こした人たちは、それを観なかったのだろうか。はたまたそれを観たから私たちもやろうと思ったのか。
なぜ自分の私利私欲だけで動くんだろうとも思った。大人なんだからふと立ち止まって考えれば交通機関が数分でも遅れるということは大きなことだってわかるはずだし、一般の人に迷惑がかかるなんてこともわかるはずだ。
それのせいでJUMPくんたちが長野の会場までロケバスで移動したこともある。東京から長野までなんてものすごく時間かかるのに。
また、ある横アリの公演のときには道路の真ん中までファンが出待ちに押し寄せてホコ天状態になっていた。そのせいで「Hey!Say!JUMP横アリ出禁か」という記事も出た。
私は悔しかった。一般の人が少数のせいで少しでも気分を悪くするから。そしてJUMPくんにもそれは当てはまる。ついてくるなっていってもついてくるなんてきっと困るし、「おたくのファンのせいでこっちは迷惑してるんですよ」って言われたって彼らは立場上「俺らにそんなこと言われたって知らない」なんて言えない。きっと何度もファンのかわりに交通機関に謝りにいってくれていると思う。
八乙女さんも何度も何度もブログで「マナーを直してくれ」って言ってた。あんな幸せいっぱいのブログのなかで注意のブログをあげるのは相当な勇気が必要だったと思う。それなのにその行為を蹴った。事務所からの忠告も無視した。こんなのでなんでライブやらないんだって怒るのはあまりにも理不尽だし、無くなって当然だ。
たった一度ライブをやめるだけで悪質なファンが減るなんて全く思わないし、それならむしろもっと早くからそうしていたはずだ。このままなら来年も再来年もツアーがなくたっておかしくはないだろう。
それにファンクラブからのメールがきたことも不思議だった。正直ツアーは「来年もできたらいいね」というもので確実に出来るものではない。
だから思った。これは世間への見せしめなんだろうって。
私が何年もヲタクとして生きてきて1番嫌なことが自担に謝らせる、謝られることだ。きっと彼らのことだからブログを1番最初に更新して言うことは「今年はライブやれなくてごめんね」ってことだと思う。非はこっちにあるのに。それも私にはとても辛い。
ライブをやらないっていう決断はこの頃ファンが降りつつある現象をきっと加速させるものだし、自分たちの顔に泥を塗る行為でもある。ファンに散々叩かれたってファン以外に散々叩かれたっておかしくない。それでも彼らはそう決めた。それは尊重したいと思った。
名前に“平成”と付いているから「令和になってしまいますが…」「令和になってしまいましたが…」って散々言われた彼ら。私たちが聞き飽きるほど、彼ら自身も言い飽きるほど「平成の時代をJUMPしてもっと大きいグループになります!」って言ってくれた。その言葉に嘘はないって私は信じたい。
これはあくまでも私1人の意見でたくさんの人の意見があると思う。賛成な人がいるからには勿論反対の人もいる。もし反対ならば「そういう意見もあるんだなぁ」くらいで軽く受け取ってほしい。